白衣について

カラーセラピー効果

2019年03月13日 16時07分


手術着にブルーやグリーンが選ばれる理由は、補色残像効果を軽減するだけではありません。
心理学的に、ブルーやグリーンなどの色にはリラックス効果があるとされています。
このため、手術に臨む患者さんや執刀する医師の緊張をほぐす効果が期待されます。
反対に、赤色は興奮を高める効果があるため、術野以外の衣服や患者さんを覆う布、壁などのブルーやグリーンが視界に入ることにより、
気持ちが落ち着く効果がえられます。
また、グリーンには目の疲れを和らげる効果があるともいわれており、この点からも、細かい作業で目を酷使する医師にとって、
グリーンの手術着は最適なのです。